8月に入りました
夏らしく程々に暑い日が続くといいですね
(名古屋は湿気も伴うので異常に不快な暑さです)
さて、今回は「拘り」についてとても深く考え・感じる印象深い仕事をさせて頂きました
鎌倉市にてNew school modernな「現代旅館」を営んでおられる
岸家(kishi-ke)様からのご依頼の仕事でした
※何にお使いやサイズや詳しい紙質等はお話頂いた
岸さんの拘りの詰まった事ですので差し控えさせて頂きます
最大に拘っていらしたのは「紙」・「紙質」
初見で頂いたサンプルを見て驚きました
紙の裏・表、触り心地、紙色、厚み...上げたらキリがありませんが
それはとても高級な和紙でした
その為、紙が良すぎて現代では諸所細かい不都合な点がありまして
改めてご提案させて頂きました
提案の紙シリーズは自分自身かなり思い入れのある紙で
こんな紙を使って拘りの商品を引き立てる事のお手伝いが出来たら
どれだけ美しく・品のある見立てになるだろうと
会社に入った時からに憧れの紙でした
そんな紙を選んで頂け、使わせて頂いた事にとてもいい経験と
改めて「拘り」「思い」「見立て」「美」について
深く考えさせ頂けるお仕事でした
それ故、そのまま製作させて頂くだけではまだまだですので
職人と話をして加工に弊社の拘りをひっそり潜り込まさせて頂きました
今、少しずつ考えている弊社のオリジナル商品や大袈裟ですがブランディング
において大いにイメージさせて頂け、迷いもあったのですが少し吹っ切れた感覚を頂きました
親方・女将さん、本当にありがとうございました